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阿比留 祥太

阿比留 祥太

「学びたい」気持ちが、強かった。
教えてもらえるまで食い下がった。

 

プロフィール

阿比留祥太(S.A)2007年入社

高校を卒業後、建物のガラス部分を施工する会社へ新卒で入社。5年あまりの勤務で「ひと通りのことは理解できた」という実感があったため、転職活動へ。大型商業施設の躯体工事を手がける当社と出会い、自身のキャリアアップが叶いそうと感じられ、入社。現在に至る。

使う道具も、図面の見方も、違う。

建物のガラス部分を施工する仕事を長く続けていたので、建設現場の雰囲気には慣れているつもりでした。
しかしながら当社へ入社して、現場に出てみたら、全く違うことに気づいてかなり戸惑いました。ガラスの施工は、そのほとんどが仕上げ段階の工事。
ところが当社はその真逆で、骨組みをつくるところから始まる。使う道具も違えば、図面の見方もわからない。
当時の職人さんは当たりが強い人も多くて、「教えて下さい」と言っても「嫌だよ」とか返してくるのもわりと普通でしたので、とにかく自分が引かないように食い下がっていたのを覚えています。
そんな当たりの強い職人さんも、「嫌だよ」と言いながら、結局は親切に教えてくれる人ばかりだったんですけどね(笑)。

マネジメントと作業に同時に臨む。

現在は「職長」のポジションを拝命し、現場のマネジメント業務を中心に取り組んでいます。
任される現場の規模はまちまちで、小さい現場では3名前後、大きい現場だと10名前後のメンバーをマネジメントしています。
「マネジメント」とは言いますが、自分の仕事が全て「マネジメント」というわけでもなく、自身も現場の作業に携わりながら、現場の工程や進捗の管理やメンバーの労務管理なども平行して対応する、というイメージです。
複数の現場を同時平行で進めるということはほとんどなく、だいたい一つの現場を完了させたら、次の現場に臨む、というルーティンになっているので、飽きることなく10数年続けられているような気がします。

不可欠な存在をつくった、達成感。

10数年もの長い間、どうしてこの仕事を続けられているのか、ということを今回、改めて考えてみましたが、振り返ってみると、あまり自分の中に「長い間」という意識がなかったことに気づきました。
言い方は変ですが、仕事に行くのが癖になっているような感じ。
当社では大型商業施設の躯体工事を数多く手がけているので、結果として自分の仕事で大きな建物が残るということに達成感はありますし、建物が完成した地域では、その商業施設がなくてはならない存在になることもほとんどなので、自分が大事な役割を果たした、という実感もある。
そういったことの積み重ねが、長く働けている大きな理由なのだと思います。

「学びたい」と思う人にはいい環境。

この会社が自分に合っているかどうかは、入社してみないとわからないところは大いにあるとは思いますが、自分がなぜ当社に合っていたかを振り返って考えてみると、「建築に興味があって、学びたいと思っていたから」ではないか、と思います。
私が入社した頃は、図面をポンと渡されて、「自分で考えてやってみなさい」という感じで指導されていました。今はもっと丁寧に指導頂けますが、自分に「学びたい」という気持ちがあったから、自分から理解しよう、という努力をできたように思います。それと私事ですが、最近になって子どもが生まれまして、それを配慮していただき、出張する機会を減らしてもらえたという、働く人の環境の変化に応じて柔軟に対応してくれる会社の姿勢も、ありがたいと感じています。

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