私たちの仲間は「エッセンシャル・ワーカー」。
その名に相応しい給与と待遇を、ご用意します。
この画面をご覧のみなさんは、「建設」や「建築」といった言葉に、どんな印象を受けるのでしょうか。建築現場の様子や、そこで働く作業服の人たちの姿、といったところでしょうか。そこで、さらに想像力を豊かにしてもらうなら、もしかするとそんな人たちの姿に「エッセンシャル・ワーカー」という言葉をイメージする人もいるかもしれません。
そう、「建設」や「建築」の分野で働く人たちは、医療分野で働く方々と同様、「現場」でないと仕事ができません。だから私は、当社で働いてくれる人たちには日々、感謝の気持ちを持ちながら、心の中で拍手を送っています。
そんな「建設」や「建築」の分野で働く人や、その分野を事業とする企業の多くはかつて、「3K」などと揶揄された時代がありました。
「3K」とは、「キツい」「汚い」「危険」の頭文字(K)を取ったもの。
確かに、「現場」の仕事は体を動かす仕事であり、汚れもするし、危険な場面も少なからずある。
しかしながら、そんな「3K」と揶揄された仕事は、誰かが担わなければ、人が住んだり、お買い物をしたり、働いたりする空間をつくることができなくなります。
それが、「建設」や「建築」の「現場」の仕事を「エッセンシャル・ワーカー」と呼ぶに相応しい理由だと私は思います。
ではなぜ、そんな仕事が「3K」と揶揄されていたのかと考えると、私は「3Kに見合う給与や待遇が得られなかったから」ではないか、と思わずにはいられません。
私も「建設」「建築」の分野で長く仕事をさせていただいているので、振り返ってみると「そんな時代もあった」と、反省も含めて思い当たるところがあります。しかし、コロナ禍を経て、時代は変わりました。「エッセンシャル・ワーカー」という称号に見合った給与や待遇を届けられる企業でなければ、これからの「建設」「建築」の分野では成り立たないと、危機感を感じています。これから仲間になり、一緒に働いてくれる人たちには、本人はもちろん、ご家族の方も安心していただけるような働く環境を整備し、お届けすることを、私はここに誓います。
代表取締役社長 猿渡政行